借金と離婚

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借金と離婚

借金が原因で離婚に至ってしまうという話はよくあります。
恋人同士のころはお財布は別々でも、結婚するとそうはいきません。
多額のローンを抱えていると生活費が減ってしまうので、生活にも影響してきます。
生活レベルが高い状態ならば、少しくらい生活の質を落としても抵抗は感じないかもしれませんが、ローンを抱えている方は金銭的には余裕がないはずです。
住宅などの高額な買い物をするためには、住宅ローンを組むのは仕方のないことでしょう。
現金一括で家を購入する方は、全体の5%くらいしかいません。
ほとんどの方はローンを組んでおり、これは当たり前のことだと言えます。
特に若いころは貯金も少ないことが多いため、ローンに依存してしまうのは仕方ないでしょう。
自動車をオートローンで購入すること自体も何ら問題ありません。

 

注意したいのは個人的消費のためにローンを利用するケースでしょう。
趣味・娯楽のためにお金を借りると、返済するのが難しくなるのです。
キャッシングやカードローンは手軽に借りられる便利なローンですが、金利が高く設定されています。
人間は自分の好きなことには、いくらでもお金を使いたいのです。
最初は借金をすることに抵抗があっても、簡単に借入できると次回も借りたくなるものです。
そうして少しずつ借金が増えていき、生活を圧迫するようになります。
ひとり暮らしをしている方なら、ローン返済で困っても自己責任で済ませられます。
しかし結婚して相手がいる状態だと、相手の生活レベルにまで影響してくる問題です。
自分で借りたお金のために、配偶者まで貧しい思いをさせるのは道理に反しています。

 

お金の問題で離婚に至るケースは非常に多いので、定期的によく話し合っておく必要があります。
お金の話は悪いことと考えている方ほど、将来お金のことで苦労するものです。
結婚をしたら常に夫婦の問題として考えていく必要があるので、お互いの借金のことは告白し合うべきでしょう。
もちろん絶対に相手に迷惑をかけないし、自分の小遣いで返済できる範囲でローンを利用しているなら問題ありません。
注意したいのは自力返済が不能になり、相手にも迷惑をかけてしまう場合です。
奨学金は借金ではないと考えている方もいますが、貸与型はローンと変わりありません。
利息が発生するのですから、金利こそ低くても教育ローンのようなものです。
奨学金を返済している方も、結婚前によく話しておく必要があるでしょう。

 

キャッシングやカードローンはプライバシー性の高いローンとなっています。
ローンの利用を周囲に知られたくないと考える方が多いからです。
住宅ローン、教育ローンなどは用途が決まっていますが、キャッシングなどは幅広く設定されています。
用途不問のローンも多く、ショッピングやギャンブル目的でも借りられます。
用途が幅広いという性質上、ローンの利用を周りに知られたくないと考えるのでしょう。
相手の借金が発覚したケースにおいても、圧倒的にキャッシングなどの多目的ローンが多いです。
これらのローンは非常に便利ですが、使い方を誤ると多額の債務を抱えることになります。
本来、手持ちのお金が足りないときにサポートしてくれるローンとして誕生したものであり、高額融資用ではないのです。
消費者金融や銀行側も、安全な借入額は30万円以内と話しているほどです。
高額の借入も可能ですが、返済するときを考えれば少なく借りたほうがよいでしょう。
10万円の限度額でやりくりしている場合は、配偶者に話す必要もないと言えます。
ただし、互いに秘密は完全にタブーとしているなら、話しておいたほうが無難でしょう。

 

お金の問題は信用に関わってくるので、話しにくいでしょうがよく話し合っておく必要があります。
ローンだけでなくクレジットカードの利用の仕方についても話し合いましょう。
クレジットカードは現金代わりに使える便利なものですが、3回払い以上にすると利息が発生します。
1回・2回払いなら利息がゼロですが、3回からは利息が発生するので実質的にローンになるのです。
クレジットカードの多くはリボ払いになっているので、毎月の支払いは最低限に抑えられています。
その反面、利息は非常に大きくなってしまうので、結局は高い買い物になってしまうのです。
1〜2回払いを選択するなら、ポイントが付与される分だけお得でしょう。
しかし、3回払い以上になるとポイントが利息で相殺されてしまうのです。
ローン、クレジットカードを問わずに、失敗してしまう方は使い方に問題があります。
事前によくシミュレーションをして使いすぎないように注意しましょう。
借入する前に返済方法もよく考えて、なるべく利息のかからない方法を選びたいものです。
金銭的に厳しくなってくると、夫婦喧嘩が起こりやすくなります。
安易にローンに頼らないためには、毎月コツコツと貯金しておくことも大切でしょう。
貯金があればローンの利用を避けられますし、利息が発生することもありません。