妻が内緒でした借入の責任をとる必要はあるのか?

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妻が内緒でした借入の責任をとる必要はあるのか?

妻が内緒でした借入の責任をとる必要はあるのか?

妻が内緒でした借入

家計を預けていた妻が、自分に内緒で借金をしていた!

 

こんな例はよく聞きます。しかし、妻が内緒でした借入には責任をとる必要はあるのでしょうか?

 

 

返済の必要はありません!

・結論から申し上げますと、たとえ妻といえども借入の責任をとる必要はまったくありません。妻が勝手に借金していたので、この場合夫は「第三者」にあたります。同じ家に住んで家計を同じくしていても、第三者に請求することはできないのです。

 

・しかし、連帯保証人になっていた場合はもちろん返済義務が発生します。ごくまれに知らないうちに契約書に署名と捺印をされ連帯保証人にされていたというケースも聞きますが、その場合は契約が無効になるので申し立てをすれば払う必要はありません。

 

・保証人になっていなくても、業者からの求めに応じて妻の借入を肩代わりしてしまうと、保証を認めたことになってしまうので要注意です。もし保証人になるつもりがないのであれば、毅然として断りましょう

 

 

返済義務が生じる場合も

・ただし、妻が内緒でした借金であれば、絶対に払わなくてもいいということではありません。民法には「日常家事債務の連帯責任」という法律があり、夫婦生活で必要なものを購入した場合には、たとえ内緒の借金であっても責任ありと見なされます。

 

・もし妻が遊興費やブランド物の服やバッグで散財したのであれば、責任は生じません。しかし、家賃や家のローンや改築費用、食費や水道光熱費など、生活に必要なもののために借金をしたら夫にも返済義務が生じます

 

・妻が自分のためだけに借金をしたのかは、実は判断が難しいとされています。高価な食材や高級なインテリアなどを購入するのは生活のためとは考えられないかもしれませんが、それがその人の職業や社会的地位において必要であれば日常家事債務に入ることもあります

 

 

借入を肩代わりするか離婚するか

・妻の借入が発覚して、離婚を決意するかたもいるでしょう。離婚の際には財産分与をします。しかし、借金が妻だけの遊興費ではなく夫や子供のためにも使われていた場合は、マイナスの財産である借金も分与され、夫の肩にのしかかってきます

 

・もし肩代わりするのであれば、妻には二度と内緒で借入をしないよう注意したうえで支払いをしましょう。その際には必ず借金問題に詳しい弁護士などに依頼し、債務整理を行うようにしましょう。利子が帳消しになるうえ、払いすぎた利子分が戻ってくることもあります。

 

・妻の借金問題は人生の危機かもしれませんが、これを乗り越えれば夫婦の絆もよりいっそう深まることもあります。夫婦二人でよく話し合い、前向きに歩んで行くよう努力しましょう