親の借入を肩代わり返済する必要はあるのか?

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親の借入を肩代わり返済する必要はあるのか?

親の借入を肩代わり返済する必要はあるのか?

親の借入を肩代わり返済

以前は子供の借金を親が肩代わりするケースが大半でしたが、近年になって高齢になった親の借金を子供が肩代わりするケースも増えてきました

 

タレントの博多大吉さんも、長年両親の借金を返済し続けていたことを告白して話題になりました。

 

果たして、親の借入を返済する必要はあるのでしょうか?

 

親の借入は返済の義務がありません!

・結論から申し上げますと、連帯保証人になっていない限り親の借金を返済する必要はありません。離れて暮らしている親はもちろん、同居している親であってもいっさい支払いの義務はないのです。

 

たまに知らないうちに連帯保証人にされてしまうケースもありますが、本人の同意がない場合は契約は無効返済義務はありません

 

・金融会社の中には、親へ請求する際に子供に向かって“払え”という業者もあります。もちろん直接的な言い方ではなく「ご協力頂けませんか?」などとソフトに圧力をかけてきます

 

これを「第三者請求」といいますが、債務者以外に返済の請求をするのは違法行為です。そのような要求をされたら、キッパリと断りましょう

 

親に債務整理を勧めましょう

・たとえ返済義務はなくても、親を見捨てるのは気が引けるものです。それなら、親に債務整理をさせましょう

 

・まずは親の借入がどのくらいの額で、いくつの金融会社から借りているのかを正確に把握する必要があります。親は子供に対してプライドがあるので、はっきり言いたがらないかもしれません。

 

直接言いたがらないときは、銀行の個人信用情報センターやクレジットカードの信用情報を管理している「CIC」や「JICC」などの組織に問い合わせましょう。これらのセンターは親の同意があれば書面で借入情報を開示してくれます

 

借金に強い弁護士に相談をしてみましょう債務整理を行えば基本的に利子は無くなり、元金だけ返済すればよくなります。余分な利子を払いすぎていた場合は、戻ってくることさえあります。

 

借金を残して親が死亡した場合

・親が借金を残して死亡してしまった場合は、少し話が違ってきます。親が亡くなると子供は遺産相続をしますが、その際はプラスの財産マイナスの財産も引き継ぐことになります。つまり、借金も受け継ぐことになるのです。

 

もしも財産よりも借入のほうが多く、子供に借金が降りかかるようであれば相続放棄の手続きをとりましょう。相続放棄死亡後3ヶ月以内に手続きの必要があります。相続や借金に詳しい弁護士に任せるのがいいでしょう